2012-02-29

音楽ミステリー 4年に一度の『牛ヒレ肉の料理』 - 消化を助ける音楽 それがB級グルメでも

2012-02-29 0

今年は29日まで2月があるぞ。と気づいたのは一昨日だった。この日がお誕生日って、そうそう居ないだろう。と、思ってみれば結構の数居るようです。閏年だけの日なので、純度は高いといった印象。

Rossini
アマデウスクラシックス!クラシック専門アナログ初期盤LPレコード通販サイト:閏29日。4年に一度の『牛ヒレ肉』の料理。 via amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-11-30

11月28日、ピアノ協奏曲第5番《皇帝》初演 - 気ままにクラシック・エッセイ《運命交響曲》

2011-11-30 0
1811年11月28日。そう、200年前の昨日は、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲《皇帝》が初演された日でしたね。イントロはピアノが華やかなオクターヴのパッセージを聴かせて、オーケストラがそれに追従するという印象的なもので、十中八九、すぐに答えが分かってしまうと言うものでイントロ当てクイズには肩慣らしに良い。
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月曜日のNHK-FM「気ままにクラシック」では同じベートーヴェンの「交響曲第5番ハ短調《運命》」がクイズになっていました。この《運命》。日本など極一部(と言っても広範だけど)の通称で、本来は名前は無い。だから正確には「交響曲第5番ハ短調」で良いのだけど、「交響曲第6番《田園》」と同じ日に初演されていて、《田園》が先に演奏されています。ベートーヴェンにとっては、その順番はどちらが先でも気にしてはいなかったのではないかな。

《探偵アマデウスレコード名盤エッセイ》不滅の指揮者、不朽の名盤 - 11月30日は、ドイツの指揮者フルトヴェングラーの命日。

映画女優だとオードリー・ヘプヴァーン。生前の彼女のことは知らない、いつ死んだのかなんてのも実感は無いという若い映画ファンでも、チャーミングさでは屈指の女優さんだとは認識しているようですが、肝心の映画作品となると『ローマの休日』よりも『戦争と平和』らしい。何でもモノクロの映像にはリアル感を感じられないからだと言うことでした。確かに回想のシーンをモノクロにしたり、ガタピシとしたノイズを加えた映像演出が常套句となっている現代の映像手法。全編モノクロだと、冒頭から何かの回想シーンかと思い込んでみていることもあるのでしょうね。

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音楽も似ていて、「モノーラル録音は面白くない」という声が聞こえる。それでもフルトヴェングラーが死んで、最早50年とは言わない時間が経過している。それなのにCD化された戦争前後の録音が、今もって売れているのは『モノーラル録音は面白くない』というのではなさそうね。

2011-11-22

良い夫婦の日の話 - 腕白BOYとピアニストになりたかった男

2011-11-22 0
腕白な小学生がいた。この男の子には同じように腕白な同級生の友達がいて、二人揃えば怖いものなしでした。ふたりは、小学校から中学校。高校へ進学、更に大学も同じという親友で、切っても切れない間柄だった。
大学では応援団だったふたりは、見た目も腕っ節も自信があった。やがて恋の季節。腕白だった男の子がデパートのエレベーターガールに恋をした。毎日のようにデパート通いをするだけで、エレベーターガールに思いを告げられないままでした。
今だったら、1つ間違えばストーカー扱いされるのだろうけど、応援団だった気概を発揮して、こっそりとボディーガードとしてエレベーターガールの帰り道を見守っていた。そんな親友の様子に、もうひとりが助け船を出した。エレベーターガールに絡んでやるから、そこに現れて彼女を救い出せ。と・・・。

2011-11-16

《名曲探偵のエッセイ》大指揮者フルトヴェングラーがベルリンから音楽監督の地位を追われた、原因の男。 - 11月16日の事件推理

2011-11-16 0

フルトヴェングラーが、ベルリンの音楽監督の地位を追われることになってまでも応援した作曲家が居た。「音楽が存在する限り、長三和音から出発し、再び戻る」と説いた作曲の手引きを書いている生粋のドイツ人作曲家だったパウル・ヒンデミット、11月16日はその作曲指導を実践するが如く、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスといった弦楽器。フルート、オーボエ、イングリッシュ・ホルン、クラリネット、ファゴット、アルト・サクソフォンなどの木管楽器。ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバなどの金管楽器。つまり、オーケストラに含まれる楽器のすべてといっていい独奏楽器の為のソナタを作曲しているヒンデミットの誕生日です。

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Werner Neumeister - Paul Hindemith, Munich, Herkulessaal, 1962 via masterart.com

 

2011-08-14

とことんやはり本物が聞きたくなるビートル・ソングス三昧 - NHK-FM で午前10時から午前1時まで14時間の長時間放送

2011-08-14 0

カヴァーはオリジナルに迫るほど聴き込んで写し取ったようなコピーではない。それを楽しむ様でもいけない。オリジナル演奏者を超える演奏をするものではなくて、それがただ1回、初めて聞いただけで何かを感じて自分なりに演奏、録音してみたって言うプレイにこそオリジナリティを感じられるものです。歌い手自身が出ている。それがカヴァーではないかしら。元の歌い手の歌声がオーヴァーラップの様に聴こえてくるようではおもしろくない。

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NHK-FMは、今日は一日“ビートルズカバーソング三昧”。それも“とことんやはり本物が聞きたくなるビートルズ・ソングス三昧”だ。本物を超えているようなカヴァーは、これまでにも時折放送されてきましたね。ビートルズの方がやはりすてきな演奏をしていると思わせるカヴァーを、アルバム収録曲と照らし合わせてのプログラム。午前1時までの長時間放送です。

 
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